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被災写真や汚れた写真はどうやって応急処置するべき?

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/10/07
    


豪雨や地震、津波などの災害にあうと、大切にしていた家財が瓦礫の下に埋もれてしまうこともあるでしょう。その中で見つかった思い出のアルバムなどは、水や泥で汚れてしまっていることもあります。時間が経つにつれてカビなどが繁殖し、劣化して画像が見えなくなってしまうこともあるため、どのように応急処置をすればよいのかみていきます。

銀塩プリントの構造とは

まずは写真プリントの構造を紹介します。写真店で主にプリントされるのが銀塩プリントで、被災写真の中でももっとも多くの割合を占めるプリント方法です。

ほかには家電量販店やプリクラやコンビニでの昇華型プリント、家庭のプリンターで印刷するインクジェットプリント、白黒プリントや出力プリントがあります。銀塩プリントの構造として基本はポリエチレンでサンドイッチ状に挟まれた紙がベースとなっているため、水に強く破れにくい構造です。津波などで被災した地域でも、数多くの写真が回収されているのは、この防水性に優れた特徴によるものです。

さらに、そのうえにゼラチンでできた乳剤層が乗って保護層、シアン、マゼンタ、イエローの発色層に分かれていて、この3つの色の重ね合わせでフルカラーが表現されます。また保護層があることで、傷を防いでくれるのです。優れた防水性と耐久性があり、色の再現性が高く深みのある色を表現できるのが特徴のため、充分に管理すれば、何十年経っても色あせることなく保存ができるでしょう。

水や泥で汚れてしまった場合にできる応急処置

銀塩プリントは、ある程度水に強く設計されているので、基本的に短時間であれば水につけても問題はありませんが、長時間水につけてしまうとゼラチンが緩み乳剤層がとれ、発色層がとれてしまい色がなくなってしまいます。

また粘着性もでてくるため、水に濡れたままの写真を合わせておくと、写真がくっついてしまうこともあります。さらに汚水につかってしまうとバクテリアやカビの餌食となり、乳剤層のゼラチンを食べられてしまい、マーブル状や溶けたような状態になってしまうのです。そうした被害を抑えるには、写真が傷む原因のひとつとなっているバクテリアやカビの繁殖を防ぐことです。とくに高温で多湿な状況が状態的にもっとも危険なので、汚れた状態のまま梅雨時期を過ごしてしまうと著しく劣化が進んでしまいます。

まずは汚れを落として洗うことが大事ですが、被災した状況でそこまでできない場合は、低温状態の環境におき、乾燥させることで劣化を防いでくれます。ただし、写真を重ねて乾燥すると乾いた時にくっついた状態になってしまうため、できるだけバラバラにして乾かすようにしましょう。また冷凍庫があるようなら、冷凍することでも劣化が防げます。

できるだけ早く汚れをふき取り乾燥させることが重要

水に濡れたり汚れたりした写真を放置しておくと、カビやバクテリアの繁殖によって劣化が進んでしまい、画像が失われてしまいます。そうした劣化を少しでもおさえるためにも、早めに汚れをふきとり乾燥させることは重要なポイントとなってきます。

アルバムで保管していた写真の場合、洗濯ばさみなどを利用して、隣り合うページがくっつかないように隙間を確保し、1週間から10日程度風通しのよい日陰に干すことが効果的です。アルバムの劣化が激しい場合は、アルバムを解体し、重ねずに1枚ごとに干して乾かしましょう。

その場合、園芸ネットやひもを利用することで、一度に多くの写真を乾かすことができます。台紙付きの写真は、そのまま乾燥させると台紙と写真がくっつく可能性があるため、台紙から写真を広げて乾かす必要があります。また額入りの写真だと、乾かした後にガラスから写真が剝がせなくなることもあるため、はじめに額から出して乾燥しましょう。

また、被災した写真をビニール袋や土嚢袋にいれたままの状態にしていると劣化が進む原因となるので、できるだけ早く袋から取り出して乾燥する必要があります。このように写真をしっかり乾燥できれば画像の劣化を抑えることができます。さらに、時間的な余裕があれば、洗浄したり、拭き取ったりすることで写真はきれいにできます。

まとめ

被災写真や汚れた写真の応急処置について紹介しました。被災写真で多く残っているのが銀塩プリントで、防水性や耐久性に優れていますが、濡れたままや汚れたまま放置しておくとカビやバクテリアによって劣化してしまいます。とくに高温多湿時に繁殖しやすいため、少しでも早く乾燥させるか、冷凍させることで劣化をおさえましょう。